後がつかえてるんで、、、 ページ5
NJ「じゃあ、始めるとするか、、今日の議題は、ASをどうするか?だ。」
TH「ん?ASって、YG氏を自分の後任にとかって、首相にしてくれた人だよね。(笑)」
「チッっ」
と、舌打ちをするYG。
YG「けったくそ悪い名前出すんじゃねぇよ。病気だから、後を頼むとか言って、結局、利用しやがって」
NG「ヒャッヒャッ、、あの人、一回、病気で、首相辞めといて、病気治りましたとか言って、首相帰り咲いて、又、都合悪くなったら、辞めるんだもん。大したもんだわ〜」
笑っているが、YGとは周知の仲で、可愛がっていたから、内心、はらわたは煮えくりかえっているのだろう。
顔が綺麗なだけに、目が怖い。
「そのAS氏が今回の選挙で、走り回って、遊説して、選挙応援に回っているのは知ってますよね。」
淡々と話を進めるNJ。
HS「うちにも来てくれたよ。今回、自分は選挙ないし、相変わらず、人気あるから、助かってるけど、何か?」
NJ「病気だった割には元気ですよね。歳も67歳と若い、、今の首相と同じ年だ、、」
JI「もしかして、又、首相になろうとしてるとか、、まさか、、」
YGとNGの顔が引きつる。
「チッ、どおりで色々回って、恩売ってるわけだ。」
HSが忌々しそうに爪を噛む。
「ああ、、嫌だな、、うちのマイハニーも、あそこの奥さん、お嬢さんなのに出しゃばりで、嫌いって言うんだよね〜」
THも自分の爪の先を見ながら言う。
NJ「僕の親父もね。もう、後がつかえてるから、消えて貰ったらって言ってるんだ。」
可愛く、エクボを浮かべて、宣うNJ。
言ってる事が可愛くない。
「ああ、、それなら、良い人材がいますよ。」
JKが可愛い笑顔で言う。
「いい人材って?」
少し、前のめりに聞くJI。
えっ、ぇっ、、まさか、消すって、その消す、じゃないですよね。
「元、自衛官で、国の為に尽くしたいのに、ちょっと、熱心過ぎて、辞めなくちゃいけなくなっちゃって、今、裏稼業してるんですけど、、」
フフ、、って、怖い事をベビーフェイスで答えるJK。
「へ〜面白そう、、」
心底、闇の帝王の影が伸びるHS。
YG「じゃあ、俺んとこで、もうそろそろ天下りしたいって言ってる警察庁のトップに、飛ばしたい奴見繕って、ASの警備してくれるように頼んどくわ。」
NG「うぁ〜悪〜首相にしてくれた恩人なのに、、」
全然、悪いと思ってない嬉しそうな顔。
「面白そう、、」
さも、楽しそうに帆杖付いて目をキラキラさせるTH。
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作者名:sumiko | 作成日時:2022年7月12日 17時