変な人から貰ったものは飲んじゃいけませんって言ったでしょ！

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(目黒side)





鳴り続けるスマホは放置して。
さて、どうするか。

え、俺が頭とか洗ってる時間はどうすりゃいいんだ？放置？できないよな？
っていうか俺と同じシャンプーでいいの？だめだよな？あ、でも、このこは赤ちゃんだけど明日には大人の体に戻るからいいのか。
あー、みんないる時にシャンプーだけしてこりゃよかった、てかこーじいる時に済まさせてもらえばよかった。ワックスつけてあるから頭は洗いたいし…






目｢よし｣






ウチの浴槽はちょっと高めだから、乗り越えられないと信じて。
同時進行で、俺も頭洗ってる間にAさんも洗ってってやろう。身体は俺はいいや、Aさんだけ洗ってあげよう。

…マルチタスク…できるかな…やるしかないな。





覚悟を決めたら、お風呂に入るのに必要なものを持って、いまだにモコと楽しそうにしているAさんに声を掛ける。
準備をしてから呼ぶことを学んだんだ、俺は。






目｢Aさん｣

A｢あぃ！｣






あ、振り向いた
お、こっちくる。やばいかわいい。





A｢あぷ｣

目｢お風呂入ろ｣

A｢あぅ！｣





おお、目が輝いた。お風呂好きなのかな。






A｢あう、あう、｣






抱っこしようかと思ったけど、はいはいし始めたから、そのままお風呂場に足を向ければ後をついてきてくれる。
思わず動画撮影。LINEの未読数26ってのは無視。






目｢ストップ。ここでオムツ脱ぐよ｣

A｢あ、あう｣






Aさんはおむつとタオルしか身に着けていないからとりあえず脱衣所で脱がせて、お風呂場に入れる。
目を離さないよう見ながら、俺もささっと全部脱いで中へ。洗濯は明日でいいや、もう。

浴槽の中でシャワーの温度を確かめて、壁にかける。






ｼｬｱｱｧｧｧｱｱ・・・・
A｢あ、あう、あう、あうぅ…｣






あ、逃げてる
顔に水がかかるの苦手なのかな、え、マジで、どうしよ。

と思ったら、手で顔を拭う仕草。ああ、怖いわけじゃないんだ、シャワーの水がかかる感触が嫌なんだな。

じゃあ、と、シャワーは俺の背中に当たるようにして。浴槽のお湯で、ゆっくり頭に掛ける。あ、これは嫌がらない、よかった。







目｢頭あわあわするよー｣

A｢あぷ｣






ぎゅ、と瞑られた目。おお、わかってんじゃん。

シャンプーを俺の頭で泡立てて、その泡をAさんへ。

あ、かわいい笑

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