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2日連続で大介くんとご飯を一緒に食べられたのは本当に幸せだった。
私が作ったチンジャオロースも気に入ってくれて、白米もお茶碗3杯くらい食べていた。
小柄なのになんであんなに入るのかが不思議。
気づいたらそこからもう1週間以上経っている。
「Aさん。」
午前中の仕事が終わり、いつも通り桃香とお昼を食べようとした時に持田くんから名前を呼ばれた。
振り返ると女性陣をかき分けて私のもとまで。
「今日、仕事終わり空いてますか?」
「…?うん。」
「ご飯行きません?」
「ごはん、」
「また行きたいって言ったじゃないですか。」
「あぁ…うん。言っ、てた。」
「明日休みですし、ゆっくりお話でもどうですか?」
「…いいよ。」
特に断る理由もなくて頷いたら嬉しそうに楽しみにしてますと言われた。
私は周りの目が怖くてそそくさと休憩スペースへ。
「やっほー。」
「お疲れ様。」
「今日ちと遅かったね。」
桃香の向かい側に座って彼女を見つめる。
「ん?」
「あのね、」
「うん。」
「持田くんから、ご飯誘われた。」
「クロだね。」
「クロってなんか悪い意味に聞こえる。」
「持田くん、絶対Aのこと好きだよ。」
「いやいや…。」
「好きって言われたら、ちゃんと男として見てあげなよ?その時は応えてあげられなくてもね。」
そう言われましても。
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minese(プロフ) - ありがとうございます、助かりました (5月2日 12時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mineseさん» 題名は『玉響-moment』です(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (5月2日 12時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
minese(プロフ) - 題名を教えてください (5月2日 11時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
minese(プロフ) - そうなんですか⁉ありがとうございます (5月2日 11時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mineseさん» 目黒くんのお話ありますよ!お手数ですが私の作品一覧を見ていただければと思います。 (5月1日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年4月7日 16時